東京オリンピックのチケットは倍率が高く、抽選でやっとの思いでGETした方も多いはず!
しかし、オリンピックの中止の可能性は想定外だったと思います。
チケットを購入した方はもし、オリンピックが中止になった場合、払い戻しや返金はどうなるのか?心配ですよね・・・。
東京オリンピックが中止の場合はチケットの払い戻し(返金)は不可
2020年3月18日の時点ではIOC(オリンピックの大会組織員会)の方針は購入時の利用規約上、払い戻し(返金)は不可の見通しとなっています。
この規約は『不可抗力』による中止という言うものが当てはまり、天災・戦争・公衆衛生に関わる緊急事態などが盛り込まれています。
過去のオリンピック中止
過去のオリンピック中止はいずれも戦争のため中止となりました。
1916年:ベルリン
1940年:東京
1940年:ヘルシンキ
1944年:ロンドンの各大会
1940年は東京がオリンピック開催予定地でしたが日中戦争の影響から実現できずその後、東京オリンピックは1964年に開催されました。
1940年のオリンピックは次の候補地であったヘルシンキ(フィンランド)も予定されましたが、こちらも第二次世界大戦の影響で実現できませんでした。
ヘルシンキはその後、1952年にオリンピックを開催しました。
東京オリンピックのチケット価格
オリンピックのチケットは人気で価格も結構な金額になります。
オリンピックのチケット
開会式12,000円~300,000円
競技のチケット2,500円~130,000円
競技のチケットは8,000円以下が半数以上ですが、競技によっては高額チケットもあります。
競技で一番高いチケットは陸上の決勝となっています。
パラリンピックのチケット
開会式8,000円~150,000円
競技のチケット900円~7,000円
オリンピックが中止の場合はチケットの払い戻し(返金)不可について
先日は東京マラソンでも同様に、一般参加者へ参加料(1万6千円)は返金されませんでした。
イベントが中止になるなんて予想もしていなかった出来事で、中止の際は払い戻し(返金)があると思っていた方も多いのではないでしょうか?
2020年は予期せぬイベント中止が相次いでいます。
今までになかったことなので、戸惑う方も多いかもしれません。
2020年の東京オリンピックは中止が決定されたわけではありませんし、現段階では開催予定となっています。
2020年5月中旬以降は窓口やWEBにてチケットの販売が先着順であります。
この頃にはオリンピックの予定や方針が決まっているかもしれませんが、できるだけ早く日常に戻れることを祈るしかありませんね。
チケットの払い戻し(返金)に関しては、今後購入前に注意事項としてわかりやすく記載する必要がありそうですね。