2020年3月に政府は著作権法改正案を閣議決定しました。
現状では音楽、映像において違法ダウンロードの規制範囲でしたが、著作物全般に拡大されます。
そもそも違法ダウンロードで検挙・逮捕者はいるのでしょうか?
違法ダウンロード2020の閣議決定
正規の著作物が有償のもので、何度もダウンロードしている人が刑事罰に問われます。
漫画の1コマ程度のダウンロードにおいては違法にはならないようですが著作物はダウンロードしない方がよさそうですね。
このあたりが抽象的なのは、すべてのユーザーに警告するのは現実的ではないからと思います。
悪質なユーザーがまずは捕まるのではないでしょうか?
今回のダウンロード違法化は2021年の予定です。
また、海賊版のサイトに誘導するサイトのことをリーチサイトと呼び、リーチサイトの規制は2020年10月の予定となっています。
違法ダウンロードはバレる?
違法ダウンロードはバレるかどうかと言えばバレます。
パソコンやスマホなどのインターネットにつながる端末にはIPアドレスがあります。
データをダウンロードするやり取りはサーバーや通信業者の記録にも残ります。
このような仕組みのため違法ダウンロードはバレることになります。
海外では違法ダウンロードに関する法整備を行っているところもあり、何件もの訴訟が起こったようです。
バレていないから罪にとわれていないのではなく、バレているかもしれませんよ・・・。
違法ダウンロードの検挙数は?逮捕者はいない?
違法アップロードでの逮捕者は『漫画村』の運営者が逮捕されたことで有名になります。
著作権侵害の検挙数は平成19年から平成28年において毎年100件検挙されています。
警察のデータでは平成28年は238件となっています。
いっぽう、違法でダウンロードに関しては、2012年10月に違法ダウンロードの刑罰化が施行されていますが逮捕者はおそらくいないと思われます。(確認できませんでした。)
今回新たに、すべての著作物が規制範囲の対象となったので取り締まりは強化される可能性がありますね。
ちなみにですが・・・。
YouTube動画のダウンロードは、そもそもYouTubeの規約で禁止されています。